カルロス・サインツ

Carlos Sainz

出身スペイン
生年月日1994年09月01日 (26歳)
参戦129
ポイント440
優勝0
表彰台3
ソーシャルメディア
F1戦績
チームランキング
2015トロ・ロッソ15位
2016トロ・ロッソ12位
2017トロ・ロッソ/ルノー9位
2018ルノー10位
2019マクラーレン6位
2020マクラーレン6位
2021フェラーリ-

プロフィール

世界ラリー選手権を2度制した父と同じカルロスと名付けられたサインツはセバスチャン・ベッテルやダニエル・リカルドらをF1に送り込んだレッドブルのジュニアドライバープログラムの出身だ。

2011年のフォーミュラ・ルノー2.0王者であり、2014年にはレッドブル・ジュニアとして初めてフォーミュラ・ルノー3.5を制覇した。その1年前にはトロ・ロッソのシート争いに敗れたものの、2015年シーズンに向け、マックス・フェルスタッペンのパートナーとして同チームのシートを獲得している。

20歳でデビューシーズンを迎えたサインツだが、世間の注目はさらに年少の17歳でF1にたどり着いたフェルスタッペンの方に集まった。そんな外野を気に留めなかったサインツは開幕戦の入賞でチームメイトに一歩差をつけると、シーズン序盤でその優位を保って次第にドライバーとしての評価を高めていく。しかし、形勢は徐々に逆転し、シーズンが進むにつれてサインツよりフェルスタッペンの方が好成績を収めることが多くなった。そんな中、第13戦シンガポールGPでフェルスタッペンがチームオーダーを無視し、サインツを先行させないという一幕があったものの、自らを「チームプレーヤー」と称するサインツは話し合いですべて解決されたとして大人の対応を見せた。終盤にクラッシュやマシントラブルが多発したサインツは、最終的にフェルスタッペンに31ポイント差をつけられて18ポイントのランキング15位で初のF1選手権を終了。ちなみに前述のチームオーダー無視でフェルスタッペンを”悪ガキ”と表現したサインツだが、デビューを共にした相棒との関係は決して悪くない。

F1キャリア2年目は同じコンビで戦いに挑んだサインツだが、ダニール・クビアトをレッドブルからトロ・ロッソへ戻す必要があるとレッドブル首脳陣が判断したため、その後任として僚友フェルスタッペンが第5戦スペインGPからレッドブルへ移籍。以降、サインツはクビアトと組むことになった。レッドブルドライバーに選ばれたフェルスタッペンが同レースで華々しく初優勝を飾る一方、選ばれなかった立場であるサインツも会心のスタートを決めて母国の観衆を前に6位フィニッシュを果たす。1年落ちのフェラーリエンジンを使用する影響が出始めた後半戦には成績が伸び悩むも、サインツは第18戦US GPと第20戦ブラジルGPでもベストリザルトタイの6位に入っている。

2017年もクビアトと切磋琢磨しつつレッドブル昇格の時を待ったサインツは、それが不可能であればトロ・ロッソで4年目を過ごす可能性は低いと発言。これに対してレッドブル陣営はサインツがトロ・ロッソに残留するオプションを行使すると明言し、両者の思惑が食い違っていることが浮き彫りになった。去就に注目が集まる中で迎えたシーズン第10戦イギリスGPではパートナーのクビアトと同士討ちという最悪の結果に直面しながらも、徹底してレッドブル昇格が唯一の目標だと主張し続けたサインツだが、結局その願いはかなうことなく、第14戦シンガポールGPを前に2018年はトロ・ロッソを離れてルノーで戦うことが決定する。発表直後に挑んだシンガポールGPはシーズンベストの4位に入っている。その後、レッドブルとトロ・ロッソがサインツの早期リリースを決断し、次のシーズンを待つことなく第17戦US GPからルノーに移籍。新天地で早速7位入賞の結果を残した。

2018年はルノーでのドライビングも2年目となり、さらなる飛躍が期待された。サインツはシーズン序盤から好調で、第9戦オーストリアGP終了時点で全てQ3進出、ポイント圏内完走7回。第4戦アゼルバイジャンGPでは荒れた展開のレースでシーズン自己最高位の5位を獲得している。その後はポイント獲得のボーダーラインである10位前後でフィニッシュするレースが続いた。最終的にはランキング10位で、前年の結果を上回れなかったが、ニコ・ヒュルケンベルグとともにルノーのコンストラクターズランキング4位に貢献した。

2019年、サインツは競争力のあるチームを目指して再建中のマクラーレンに移籍しシーズンを戦った。開幕から3戦はマシントラブルやアクシデントでノーポイントに終わるが、それ以降はポイント圏内で着実なレース運びを見せ、たびたび5位や6位に食い込み、ランキングでも中団のライバルたちに大きく差をつけた。中でも第9戦オーストリアGPでは19番グリッドから8位、第10戦イギリスGPでは予選13番手から6位と、レースで大きく順位を上げてファンを沸かせた。極め付きは第20戦ブラジルGP、最後尾20番手からのスタートで1ストップ戦略を決め、ライバルたちを次々にオーバーテイクして自身最高位となる3位を獲得する。最終的にはランキングでも自己最高の6位でシーズンを終えた。

2020年は新型コロナウイルス感染症の影響でシーズン開幕が遅れる中、サインツはベッテルが離脱するフェラーリと交渉し、翌2021年シーズンからフェラーリで参戦することになった。開幕戦オーストリアGPでは5位に入ったものの、その後はトラブルもあって低迷し、チームメイトのランド・ノリスにポイントで差をつけられる。しかし、シーズン中盤の第8戦イタリアGPに転機が訪れた。予選で3番手を獲得、スタートでバルテリ・ボッタス(メルセデス)をかわして2番手を快走する。セーフティカーのタイミングにより3番手に後退するが、トップのルイス・ハミルトン(メルセデス)がペナルティを受けて脱落すると、トップを走るピエール・ガスリー(アルファタウリ)を猛追してレースを盛り上げた。サインツは「あと1ラップあったらよかったのに!」と悔しがったが、翌シーズンに移籍するフェラーリのホームグランプリで自己ベストの2位を獲得した。シーズン後半戦は調子を上げ、第14戦トルコGP、第15戦バーレーンGPでは2戦連続で15番グリッドからレースで5位にジャンプアップしている。ランキングでも最終的にはノリスを逆転し、前年と同じ6位でシーズンを終えた。

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